kimimiruiの日記

カイロプラクティック、整体

新薬

新しい糖尿病治療薬の服用後に、低血糖脳梗塞などを起こした例が報告されており、日本糖尿病学会は、適正使用をするよう注意を呼びかけた。

 新薬は、今年4月以降、相次ぎ発売されている「SGLT2阻害薬」。腎臓で、尿に出た糖を再び取り込むのを妨げる働きがあり、体重を減らす作用がある。

 同学会によると、報告されたのは、低血糖24例、脳梗塞3例、全身の発疹7例など。このうち低血糖4例、脳梗塞2例、発疹6例は重い症状だった。

 低血糖は他の糖尿病治療薬を併用している場合が多いため、同学会は他の薬は減らすようにし、併用は原則2剤程度までを推奨する。新薬を服用すると、尿の量が増えて体内の水分が減り、脳梗塞の要因になるので、適度な水分補給など十分な脱水対策を求めた。

 発疹など皮膚障害は、発売前の治験ではほとんどみられなかったが、新薬との因果関係が疑われるとし、症状が出たら、服薬は中止することも呼びかけた。